一つのイベントを開催するにあたって、沢山の人、組織を巻き込む必要があります。

〜想いに共感していただき、応援していただく〜

そういった事がなければこのプロジェクトは絶対に成功しないと思っています。

今回はソフトテニスドリームプロジェクト実行委員会が主催のイベントです。

まだまだ実績も何もない組織です。

そんな組織が一つのイベントを成功させるには色んな方から力を借りなければいけません。

今はありがたい事に少しずつ、少しずつ、色々な方からご支援やご協力、そして応援のメッセージをいただく様になりました。

最初は孤独でも、仲間が一人増え、そしてまた一人増え・・・

そんなことを実感できるから挑戦する事っていいなって思います。

このイベントが無事に終わった後は、お返しとは言いませんが、同じ様にソフトテニスのイベントを主催する人の力になれたら良いなって思ったり、ソフトテニスに取り組む小中学生への支援が出来たらなって思っています。

そんな感情を持たせてもらいながらイベントの開催に向けて準備を進めているのですが、裏側では良いことばかりが起きているわけではありません。

理解してもらえないことや、耳を傾けてもらえない事だってあります。

例えば補助金について。

実は6月頃からずっと県や市の補助金を得ようと動いていました。

ただ、補助金にも色々種類があるので、一番私たちの力になってくれる補助金を獲得して、イベントの失敗する確率を少しでも下げたいと思っていました。

補助金を得るには文章を書かなければいけません。沢山の申請書類の作成です。「なぜこのイベントを開催しようと思っているのか」「どんな組織か」「イベントを開催することでどんか効果があるのか」「資金の使い道」・・・

何度も何度も書き直しをして補助金の申請を受け付けている行政機関に提出します。

そして提出してから2・3週間・・・結果の通知を待ちます。

不採択であれば次の補助金に挑戦・・・といった感じです。

実績のない私たち実行委員会に対して、酷く雑に扱われたこともありました。

提出してから1ヶ月以上経っても連絡が無くて、「どうなりましたか?」って電話したら担当の方が慌てて書類を引っ張り出してきて、そこから仕事が進むといったことも・・・そして不採択。

行政機関からの補助金は複数の場所から得ることはできないので、一つずつ順番に申請をしなければいけません。

まさか、提出していた書類を忘れられているとは・・・

そして時間だけを無駄に奪われるとは・・・

悔しい思いもありました。憤っていた時もありました。でも時間は有限です。むしろその時間さえ惜しい。

上手くいかなくても前に進むしかありません。

それに補助金の性質として広報活動をストップさせなければいけない事が多いので、いよいよ結果を待っている時間が無くなりました。

何とかこのイベントで赤字を出さない様に他の手段で頑張るしかない!!

「補助金無しで行く!」と覚悟を決めたのはつい最近でした。

悔しい気持ち半分。それでもこの補助金を申請する一連の活動の中で本当に親身になって相談に乗ってくれた長岡市の各所の方々には寄り添ってどうにか良い方法は無いかと一緒に探ってくれた事に対する感謝の気持ちが上回ります。

アオーレ長岡施設担当者、市民協働センター、長岡若者仕事機構、長岡市スポーツ振興課、長岡市教育委員会・・・

皆さん本当に親身になってイベント成功への道筋を一緒に模索してくれました。

補助金の獲得は叶いませんでしたが、みなさんから応援されている事を感じられた事が一番の収穫でした。

そして、その中で長岡市内の小中学生へチラシを配布してくれるという事が決まりました。

扱いとしては「長岡市」と「長岡市教育委員会」がソフトテニスドリームプロジェクトの[後援]に入ってくれたという事です。

それによってチラシの配布が決定しました。

長岡市内の小中学生は2万人弱。この人数に一気にチラシを渡せるわけです。

早速業者にチラシの発注をかけました。印刷してもらう枚数はざっと2万5千枚!

なんとダンボール9箱届きました笑

(事務所の床が抜けるんじゃないかと思ったのは内緒の話です)

各小学校の生徒数のリストをいただいて、学校ごとにチラシを仕分けします。

夜な夜な作業をしたのですが、1日では全く終わりませんでした・・・

連日連夜集合して仕分け作業・・・

無事に作業が終わった頃はもう真夜中。

台車一杯に積まれたもの全てがソフトテニスドリームプロジェクトのチラシとポスターです。ハートの付箋が可愛いでしょ☆

これを長岡市の教育委員会に持っていきました。

あとは各学校のボックスに棚入れをさせてもらいました。

最終的には学校のホームルームで子供たちに配られるのかな?

とにかく長岡市内の2万人の小中学生にソフトテニスドリームプロジェクトのイベントの存在を知ってもらえる事になりそうです。

ソフトテニスに関わっている小中学生はもちろんですが、全く関わったこともない大多数の小中学生、少しでもソフトテニスに興味を持ってもらえたらいいなって思います。

裾野を広げることも大切なこと。

プレーヤーだけのものではなく、観るだけの人も楽しめるスポーツにソフトテニスがなったらいいなと思っています。

「長岡の2万人の子どもたちに届け!!」

ソフトテニスドリームプロジェクトはソフトテニスをやっている人にもソフトテニスってどんなスポーツだろ?って気になっている人にも楽しんでいただけるイベントになる様に頑張ります!!

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